レッツゴーデベロッパー THE NEXTに参加してきた(表)

http://tohoku-dev.jp/modules/eguide/event.php?eid=128


「ブログに書くまでが勉強会です」なーんてすっかり死語な気もしますが。[twitter:@MasanorMurakami] さんから誘ってもらって、ちゃっかりパネルディスカッションに出席してきました。豪華メンバーに1匹駄馬が混じってすいません。:-P


お題は「『「継続的デリバリー」が拓く新世紀』日本語版出版記念 特別パネルディスカッション」。や、そもそも、こっち(仙台とかSI業界とかいろいろ置き換えてね)じゃ継続的デリバリー(CD)どころか継続的インテグレーション(CI)も流行ってないダローと思ったら当たりだった。
こんな仕切りづらいネタのモデレーションをしてくれた [twitter:@nobusue] さんはすごいと思います。自分だったら裸足で逃げ出しますね。


CDにせよ、CIにせよ、いろいろ道具は知っているけど、仕組みとして定着させるには諸問題が山積みなので、道具使えば万事OKってわけでも無いし、諸問題も細かすぎて通じなかったり、公の場で言うにはナイーブw だったりするので、ビシっと決めゼリフ的な事言えないなーなんて、やってて思った。


パネラーという役得で、失礼を承知で和智さんに、これ聞けたのがよかった。:-)



あと、CDの「バリューストリームをモデル化して、自動化できるところを自動化する」って根源的な話があるのだけど、これって、どのタイミングで/どの役割の人が/この話題をふって/CDの契機にするんだろね?って考えて答えが出るか出ないかあたりが、CDが適用可能かどうかのポイントなんだろなと(CIも。


パネルじゃ細かい話はできないので、CI/CDに使えそうな道具をテキトーに載せときます。実践できそうだったら、実践してみるといいよ。

  • LiquiBasedbdeploy
    • Javaでもdb:migrateっぽいことするツールはあることはある。だからといって実践できるかどうかは別の話。:-P
  • Groovy
    • 気分転換(?)に若手にプロジェクトのちょいとしたツールを作らせるなんてことは、まー良くある話なんだけど、そん時の言語がJavaだったりVBAだったりするのが、ちょっと残念なコの業界。
    • 使い捨てのツールだったらGroovyにしとくと良いよ。文法はJavaのままでもいいし、JVM入ってりゃインストールも簡単よ。
    • SolarisHP-UXみたいな商用UNIXにLL載せるって結構ハードル高いけど、Groovyだったら知らない振りしてインストールできるので便利(シェルの代わりにデプロイメント・スクリプトをGroovy書いてもいい。
    • プログラミングGROOVY」があれば誰でも書ける(ステマ
  • JenkinsTeamCityBambooが3大CIツール
    • オレが3大だと思ってるだけ(ThoughtWorks Goも覚えてあげて)。でもJenkins以外を推す理由が無いw
  • IDEでビルドすると「自動化できない」という問題がある』ってのは半分当たりで半分はウソ。
    • NetBeansはant使ってるので、ちょっと仕掛けるだけでIDEでもCLIでもビルドできる。
    • TeamCityはIntelliJのプロジェクトをそのままCIできる。
    • eclipseheadlesseclipseってプロジェクトがあった。
    • よく知らないけど、VisualStudioもMSBuildIDE/CLI両方でビルドできるんじゃなかったっけ?
    • なので、IDE/CLIハイブリッドなビルドツールってのは、そう遠くない未来に出てくると思う。


それと真の目的は達成した。:-)