アジャイル・レトロスペクティブズ

アジャイルって書いてるけど,アジャイル関係ないし。とりあえず,
チームで仕事する人はみんな読めー。
と言いたい(また,このパターンか)。だってこれ「レトロスペクティブ(ふりかえり)」にフォーカスしたファシリテーション本だった。だから,システム開発に限定する必要すらない。


実際に前の仕事で「ふりかえり」を根付かせてきた経験から言わせてもらえば,「レトロスペクティブ(ふりかえり)が組み込まれていないプロセスなんてうんこ*1」だ。ただ,いくらプロセスに組み込まれていたとしても,どうまわしていいか分かんなかったり,十数回と繰り返すうちにだんだん形骸化しちゃったりするんで,そんなときは本書をよりどころにするといいだろう。


自分は献本もらったのに,ちゃっかりアサマシエイトを貼るこの浅ましさよ。

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

ps.
kdmsnrさんが訳して正解(そして出版したオーム社,エライ)。わざわざ訳注に「ファシリテーション・グラフィック(asin:4532312884)」を載せる気の利いた事,kdmsnrさん以外にできるかよ。

*1:故あって,今はそんなうんこなプロセスを遂行するハメになりそうなのはナイショだ。

官僚制解体の一般的方法論としての「アジャイル」と「エクストリーム」 - アンカテ

これは良い考察。

だから、ふつうのビジネスマンもこれからは、徳川家康武田信玄のような戦国武将の本ではなく、ケント・ベックやアンディー・ハントやデイブ・トーマスといった達人プログラマの言行録を読むべきです。

Huikau? » Blog Archive » JRuby / Ruby Continuous Integration with Hudson

アクエリウムより。HudsonでRuby/JRubyのテストを実行する方法(むしろレポートする方法のほうが重要かも)。


ポイントはCI::ReporterでTest::UnitやRSpecの実行結果からJUnitXMLを生成することなんで,Hudson以外のCIツールでも応用できそうな話だな。