ローカルのJava環境の管理について(その2)

つづいてリポジトリ編。とりあえず,「c:\java\repository」とかってディレクトリ掘って,そこにプロダクト&バージョンごとに放り込む。


あとは,IDEのライブラリマネージャで登録。
Javadocソースコードも忘れず登録しておくのがポイントだ。

これねぇ,こつこつ集めるしかないんで実に地味な作業なのだ。
なんでま,mavenとは言わないまでも,Ivyくらい使いたいなぁとか,Jar JugglerNBXDocletにあこがれるワケだ。
#Jar Jugglerはプロキシ環境だと動かないのよね...

ローカルのJava環境の管理について(その3)

最後にJ2EE SDKについて。JDKと比べてこっちはちょっと独特。


インスコ先は,「c:\java\j2ee」とかにしといて,それぞれメジャーバージョンごとインスコする。JDKと違い,J2EEのマイナーバージョンには感心がないので,これで十分。
さらにSDKについてくるAPサーバ(Glassfish)もキョーミ無いので,インストーラで「サービスに登録する?」とか「実行する?」とか聞かれても,答えてはいけない。


JDKと違いJ2EE SDKの方は単なるリファレンスとして置いておけば十分なんだけど,SDKには色々たくさんついてくるので,インスコ終わったらゴミ掃除をする。
あたしは,ここまで削る。:-D


  • docs/はそのまま。強いて言えば,サブディレクトリにspecsとか掘って,仕様書のPDFを放り込んだりしてる。
  • lib/は,j2ee.jarとdtds/, schemas/だけ残して全部消す。
    • JavaEE5の場合,j2ee.jarじゃなくてjavaee.jarね。
    • あと,Tomcatについてくるservlet-api.jarも入れておくと便利かも。
  • この2つ以外は潔く全部消す。

極端な話,ドキュメントと参照ライブラリだけあれば十分なんだよね。APサーバは,必要になったら,そんときそれだけ別途インストールすりゃいいし。
JAX-WSとか使うと,また違うんだろうけど,今んことコレで不自由してない。


IDENetBeansとかIDEA)にまかせる場合,j2ee.jarとかservlet-api.jarはAPサーバ付属のものを参照するため,J2EE SDKって絶対要るモンでもないんだよね。せいぜいJavadocと仕様書の置き場所程度だろう。

水平分割とか垂直分割とか

出展を探してたらここを見つけた。

サブシステム分割
開発対象とするアプリケーションを複数のサブシステムに分割すること。この分割は大きく分けて、レイヤ化(=水平分割)とパーティショニング(=垂直分割)の2種類がある。

特別公開!アーキテクチャドキュメント|オブジェクトの広場

ユーザからシステムを見据えて,横でも縦でもいいからぶった切るのを垂直分割。真正面から見えないけど奥行きが層分割してることを水平分割。
...でいいわけだ(またにワケ分からなくなるので)。

伝統の作り方

システム構築手法の変遷を話してたときに,沸いて出たジョーク。


ほかのものづくり業が,

  • 創業から長年伝えてきた伝統の作り方
  • 昔からの作り方を守ります
  • あえて手間をかけた製法

ってなこと言うと格式高さを感じるけど,システム屋が言ったらお笑いぐさだよなぁ...と。
「でも,ジョークだと本気で思ってない人も結構居るよ」と言われて場が白ける。orz


この業界,テム・レイのなんと多いことか。

OC4J J2EE Containerサポート

NetBeansアップデートセンターBeta」で見つけた。試しに使ってみたけど,結構調子良いねぇ。
ふつーにデプロイもアンデプロイもできるし,実行時ウィンドウである程度の情報も見れる。うーん,ちょっと嫉妬するくらいの出来だぞ。:-)
#IDEAにはOC4Jプラグイン無いんだよね。


これでOC4JのためだけにJDeveloperを使う理由は無くなったナ。