DVD三昧 - marsのメモ

最近TSUTAYAにお世話になりっぱなし．

「生きてる人間が一番怖い」

えー，冒頭の無人のロンドンがすばらしく良い．でも，こっからどう物語を繋げるんだろ？と思ったが，割とフツーな展開でござった．話が展開するきっかけが全部が全部「つい，うっかり」なので，ツッコミながら観ると楽しい(?)かも．
＃でもイギリス人ってみんなそうなの？

どうにも主人公の行動・心情に共感できないまま話は進む訳なんだが，映像とテンポが良いので，それなりにサクサク進むが，終わってみれば「どんな話だったっけ〜」てな感想しか残らんかった．
＃エンディングはバッドエンドじゃないほうが好きよ．

観終わってから知ったんだけど，監督ダニー・ボイルだったんだ．登場人物の行動が短絡的なのは，こいつのせいか．

「ご都合主義」

話題から遅れる事数年，やっと観る．設定は知ってたんで，そう迷う事なく観る事できた．主人公の条件設定が面白い，細かい事言ったらツッコミたい*1こともあるんだけど，それはヤボよね．

結局のところ記憶なんてのは曖昧なもので，よく忘れるし，いいように書き換えもする．だから，最後のセリフは全然笑えない．

二本観終わって思ったが，これは『バットマンビギンズ』を観ろということか？
バットマンはクリスチャン・ベール *2だし，なによりルトガー・ハウアーも出るんでしょ．確かに観たいなぁ．:-D

「責任とります」

『イノセンス』観てから気になってたので，結局借りてきちゃった．コメンタリーが面白かったデス．
押井守って良い悪いは別にして，マンネリ作家なんだなーと改めて思う．でもマンネリも20年続けりゃ巨匠だもんな，スゴイもんだ．

ただ，サナギの時代をとうに超えてしまったあたしには『イノセンス』はお腹いっぱいです．つか，押井守に「攻殻機動隊」はクド過ぎる．出てくる人物，みんながみんな押井守の代弁者にしか見えんもん．
あの人には「うる星」くらいの軽い題材のほうが，バイアスかかって丁度良いとおもう．

超絶特殊な思い入れのある映画だから，久しぶりに観た気がまるでしない．:-D

*1:なんで自分の症状は覚えてられるのとか