思いつきDVD鑑賞週間
いつまで続くかな?
幻魔大戦
「正視に堪えません」
おぼろげな記憶しかなかったんだけど,こんなにつまんなかったのかぁ.小さいころは,それなりに面白かったんだろけど,大人になって観なおすとアホらしくて観てらんない.
なんつうか,壮大なスケールなのに,ものすごく内輪で話が完結してる.一人上手な主人公*1,みょうにセコい幻魔たち,いつの間にかやってきたカタストロフ...みょうなメッセージも込められてるんだけど,ぜんぜん共感できない.
うーん,元の物語が薄っぺらいので,何してもダメっていう典型みたいな作品だったなぁ.
唯一記憶どおりだったのは主題歌のデキのよさだけ.エンディングに流れる主題歌でどうにか救われるって点では,キャシャーンと同じ構造を持っているとも言える.:-D
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2003/01/01
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80年前後のアニメは割りと良作が多いんだが,今回はハズレであった.んが,当時の記憶をたよりに良作と思っているから,あまり期待しすぎるのが間違いの元だったのかも知れない.
時間というのは残酷なものだ.それでも色褪せないものだけが名作と呼ばれるのであろう.
良作候補はね,「綿の国星」「地球へ...」「11人いる!」「超人ロック」あたりなんだな.これは地元の劇場に来なかったから,まだ観たことないのだ(原作はほとんどみた).
#ヲタクって言うな.:-)
超人ロックについて一言
新しいシリーズになると以前のシリーズの主役キャラがあっという間に黒コゲになったり,不運な最期を迎えたりする.いわゆる「その後」がきっかり描かれることで,不老者の苦悩がわかる稀代の名作なんだが,後味すげー悪いので,実はあまり好きじゃない.
ロードレオンがその極めつけなのは,異論の余地はなかろう.
#だからヲタクって言うな.:-D
*1:しかもシスコン