思いつきDVD鑑賞週間

まだ続いてる.

ゼブラーマン

「よく鈴木京香にあんな格好させたなぁ」


宮藤官九郎ってあたしのツボじゃないんだろうな.最後までB級娯楽作品を*狙って*作ったって感じが拭えなかった.
なんというか,日本の役者は顔を見る機会が多いため,役としてではなくて役者で観ちゃうのが難点.大杉漣渡部篤郎って何見ても同じ人にしか見えないのよね.


山田玲司版を先に見たのが悪かったのかなぁ.
ただ彼におあつらえ向きのモチーフを与えたのは,間違いなさそうね*1

ゼブラーマン [DVD]

ゼブラーマン [DVD]


ジェヴォーダンの獣

キャプテン・ブラボー?」


久しぶりに眠くならないフランス映画.なんかの雑誌に広告載ってて,それがとても印象的だったので,いつか観ようと思っていた作品.
観賞後に知ったのだが,「ジェヴォーダンの獣」って史実を元にしたものらしいのだが,そこらへんの知識があれば,また違った楽しみ方ができたのかと*2


史実がどういったものかは知らないけど,肝心の獣はわりとどうでもよくて,お話自体もわりとどうでもよい.いわゆるアクション娯楽作品って感じ?物語はかなり大雑把だけど,美術はさすがは,おフランス.なかなかに美しい(そしてエロい).


ノーミソ使わないアクションものとしては結構おもしろい.ソウルキャリバー好きな人はちょっと喜ぶかも.
あと,どっかのレビューに載ってたんだけど編集は,ジョン・ウーの弟子だかがやってんだって.それを念頭に入れると「いかにも」なシーンが結構あってニヤリとできる.
ここらへんの絡みで,主人公がフランス人なのにへんてこなマーシャルアーツ使いって設定になったのかな?


おフランスSFXは「ロスト・チルドレン [DVD]」以来だったけど,なかなか楽しゅうございました.

ジェヴォーダンの獣 ― スタンダード・エディション [DVD]

ジェヴォーダンの獣 ― スタンダード・エディション [DVD]

*1:コミック版はいかにも山田玲司ってノリだったし

*2:美術や装飾品の時代考証とか,なんで主人公の相方がインディアンだったのとか