My Job Went To India

遅ればせながら読み始めた。面白いナー,これ。
オーム社同時代ソフトウェア開発者叢書」というだけあって,内容がLifeHacks的とかビジネス寄りといった感じだ。
SI業に携わる人たちをあえてスーツとギークと分けるのであれば,この本はギーク向けで,ギークがスーツを理解して仲良くなるための手引き書にも使える。


読み進めていく内に感じるのは,ギークはスーツを理解しようとするのに,スーツってギークを理解しようと思わないなーとね。って,それもウチの会社という極めて局所的な話であり,ギークといってもいわゆるフツーの「プログラムが組める人」程度で,スーツは「Excelさえあれば仕事に困らない人」って意味だ。


最近の状況をみるにつけ,ITゼネコンたる弊社は,ギーク的な人たちを求めていないんじゃないかって思うんだよね(実際,ギークな人たちバンバン辞めてくし)。そうゆう部分は,あえて見ようとしなかったんだけど,この本読むと否応なく見据えさせられ,ちょっとブルーなキモチにさせてくれる。:-)


そう思うと,副題の「オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド」とは良く言ったモノだとつくづく思う。

My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド

My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド