ウェブユーザビリティの法則

読了。特に目新しさは感じなかったが,冒頭のこの文は共感できる。

この本の薄さにユーザビリティの秘密がある

ユーザビリティに興味があるけど,原典の「誰のためのデザイン(asin:478850362X)」はぶ厚くて読もうかどうか迷ってるって人がいたら,この本読んでおけば十分だろ。


「ウェブ」と冠しているように,いわゆるインターネットに公開するウェブサイトが話題の中心だ。だから内容も「どうやったらユーザを迷わせずにナビゲートするか」という参照系の操作に関するものが多い。なんで,我々(?)のように特定の人向けの/更新系が中心のWebアプリの場合は,想像力をふくらませる必要がある。


あと,結構実用的な事が書いてあるけど,それは画面標準とか画面設計ガイド的なものでもないよ(それを作るための手がかりとしては十分実用的だけど)。もっと具体例が知りたければ,ちょと毛色が違うけど「デザイニング・インターフェース(asin:4873113164)」のほうが向いてるかもね。

ウェブユーザビリティの法則 改訂第2版

ウェブユーザビリティの法則 改訂第2版

ps.
本文で紹介していた「デフェンシブ・ウェブデザインの技術」に興味が沸いたので,本屋行ってみたけど置いてなかった。orz
#しょうがないのでCOBOL本読んで時間を潰す。:-D