IDEA Coverage Runner
Diana(IDEA8 EAP)でカバレッジ測定が強化された事は,だいぶ前から知っていたのだけれど,実際使ってみて感動したので,そのこと書いちゃう。:-)
IDEA7まではEMMAをエンジンに使ってたんだけど,IDEA8からは独自エンジンを載せたようで,そっちを使うと下図のようにブランチカバレッジの詳細(各条件式の結果ごとにパスした回数)を教えてくれる。
ここまでやってくれるんだったら,もうCloverなんかイラネ。
ただ,JUnit/TestNGやApplicationじゃないとカバレッジ測定できないのは相変わらずなので,WinstoneプラグインをIDEA8用に焼き直して,ハッピーIntelliJライフを満喫できるようにしよっと。
ps.
これと時を同じく,次のエントリも拝見しました。
コードがカレッジではどのコードが動作してどのコードが動作しないかしかわからない。
もう一度言うけど、コードカバレッジはユニットテストで実行したことしか教えてくれない。正確に実行したかどうかは教えてくれないんだ。
コードカバレッジは有益? - Fight the Future
プロジェクトのQAチームがカバレッジを測定するのは構わない。
でもカバレッジ率しかモノサシを持たないのはいただけない。カバレッジ率なんて,開発者が自分の組んだテストの目安に使うもんだと思っているので,カバレッジ測定とか開発者のたしなみとして身につけときゃ十分なんだと思う。
そんなわけで,IntelliJがカバレッジ測定までやってくれるのは,イチ開発者としてありがたいことこの上なしなのだ。:-)