某社内システム

自社戻ってみたら「バージョンアップせい」とのことだったので上げてみた。
くだんのシステムは,JRE1.2を使う,まごうことないレガシーシステムなのだが,今回のバージョンアップでもJREは据え置きのままだった。


ここで「orz」などをつけてガッカリしてみてもいいのだが,こうなることは予想できてたので,そんなに落胆してない。むしろ,レガシーシステムの扱い方が伺い知れて興味深いとも言える。


システムの長寿命化に伴うミドルウェアなど下回りのサポート切れってのは,それなりに話題となるテーマだ。マイグレーションと言えば聞こえはいいが,元々問題なく動いているシステムをサポート切れ程度で最新の基盤に載っけかえる必然性がどれほどあるかってことよね。
大抵の場合,載っけかえるコストが割に合わないので,そのままってのが主流なんだと思う。


自分のまわりじゃ自戒を込めて「塩漬け」とか言ってるけど,「寝た子を起こすな」ってのは正解の一つだと思うので,そんなに後ろめたく感じることもないと思ってる。


なので,ウチの会社も例に漏れず,塩漬けを選択したってのは,それなりに興味深い話だなーってね思うワケよ。


ps.
余談だが,塩漬けモデル(または,寝た子を起こすなモデル)の対抗馬として,定期的にマイグレーションを行うモデルを「伊勢神宮モデル」と名付けてはどうか。:-P