システム開発の基礎 第2版
ウォーターフォールでプロセス中心アプローチな本。ここに書いてあるのは古き良き時代のことで,「いまさらそりゃねぇだろ?」とツッコミたくなるが,今でも現役な手法だったりするのが恐ろしい。ある意味,ホラーな本。
とは言え,構成はそう悪くない。簡潔にまとめているし,網羅的だ。温故知新ってわけじゃないけど,少なからず得るものはありそな感じ。少なくとも,汎用機全盛を経験してきたおっちゃんたちの思想を知る手がかりにはなる。
書いてる内容が実用的かと言われれば「?」な感じだけど,歴史的参考資料として持っておきたいなとは思う。
#自分の金で買う気は決して起きんけどね。:-P
- 作者: アイテック情報技術教育研究所
- 出版社/メーカー: アイテック
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
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(追記)Amazonさんが言うには,
本書は, 情報処理技術を学び始めた初心者の方を対象に, システム開発のための基礎知識を解説したものです。 内容は, 情報処理技術者試験センター発表の基本情報技術者試験の出題範囲に準拠するとともに, 情報処理技術者試験を受験する方のために, 過去の問題を分析し, 代表的な問題と解説も入れてあります。
だそうです。読んだ感じだと情報処理試験対策というより,その参考書って感じでしたよ。>id:m_pixyさん
あと章ごとに演習問題があって,解答も載っているので置いてきぼりをくらう感じではなかったです。ただ,いかにも教科書!!って感じで淡々と書かれているので,ツッコミどころ満載ですが。:-D