IntelliJ IDEA9リリース
http://www.jetbrains.com/idea/index.html
RC1出た次の日に正式版リリースって,いくらなんでも早くね?と心の準備が整わないウチに年貢を払いましたとも。これで晴れてIDEA9の正式ユーザだ。:-)
いつも通り,$IDEA_HOME/bin/idea.exe.options
でヒープの設定直そうと思って驚いたね。
-Xms128m -Xmx512m -XX:MaxPermSize=250m -ea
初期設定でこれかい。IDEA8の初期値が,min:32m max:256m perm:150m だったのでずいぶん大食らいになったものだ。最大で800MBくらいはIDEAが食いつぶすので,メインメモリが1G程度のマシンだと相当キツくなると思う。
そういっても,まあしゃあないよね。IDEA7ん時にクソ重いんじゃと文句たれてたけど,マシン新設したら快適だもんな。つまりは,そうゆうこっちゃ。
運悪くあまりスペックが高くないマシンでIntelliJを使わざるを得ない人は,要らないプラグインを削ったりIntension&Inspectionを極力OFFにしたりとチマチマしたことしないと(しても)使い物にならないかも知れないので注意だ!!
プラグインが少ないCommunity Editionはちったあマシなんだろうけど,idea.exe.vmoptions
の設定はUltimate Editionと同じなんで気をつけろ。:-)
どうでもいいけど,バンドルしてあったJREが1.6.0_17だったんで,ものは試しにG1コレクタ有効にしてみた。どんな効き目があるかはよくわかってない。
-XX:+UnlockExperimentalVMOptions -XX:+UseG1GC -XX:MaxTenuringThreshold=2
それともう一つ。
→ 初めてIntelliJに触れる人へ − 設定ファイルまわりの話
で,CEの設定ファイル置き場は $HOME/.IntelliJIdea90CE/
だよ,言いましたが,あれはウソです。:-P
OSXは IntelliJIdea90CE ってディレクトリに格納してあるんだけど,Windows(と多分Linuxも)はUEと同じく $HOME/.IntelliJIdea90
に格納されます。
なので(そんな物好きは多くは居ないと思うけど)UE/CEを同居させるには,ちょっと一手間かかるのです。
大したことじゃない。$IDEA_HOME/bin/idea.properties
というファイルにconfigディレクトリやsystemディレクトリのパスが書かれているので,それをUEとCEとか被んないようにすれば良いだけ。ついで言うと,UEとCEとでは利用できる機能が違うので設定ディレクトリは共有しないほうが良いよ。
ps.
時期を同じくして Scalaプラグイン,Clojureプラグイン(La Clojure),Rubyプラグイン,PythonプラグインもIDEA9対応版が出たよ(GroovyとPHPはIDEA本体にバンドル*1)。(↓)ここ見ると,ScalaとClojureはCommunity Editionでも利用可能のようなので,楽しみにしてた人はお待ちどうさまって感じかしらん。
→ Ultimate vs. Community - Compare Editions | IntelliJ IDEA