原稿書きで気をつけたルールとか
Bitbucketのwikiみてたらビルド職人本の初期の頃の打ち合わせメモが出てきたので、ちょっとこの辺をネタにしてみるよ。また物書きする機会があるかは別として、他の人の役にも立つだろう。きっと。
今さら思うに、こんな程度の内容で「あとはよろしく」と振ってしまうのも考えようによってはヒドい話だわな。:-)
実際のところ、Sphinx(reST)で書いたので半分くらいしか守ってないのだけれど、あとは自分のクセと校正作業で変更されたところを見て、へーと思ったところをあげてみます。
英数字は半角で
基本、そのルールは賛成なんだけど「1文字の場合は全角」って独自ルールを使ってる。社内文書のクセなのかね。「なんとかAからなんとかB」や「その1とその2」みたいな場合は半角使わないで全角で書いてる。一応の理由は印刷したときの収まりの良さで、そうしてたと思う。
でも今回は英数字だったら全部半角。余計な事したなとちょっと反省(してないけど)。
クォートは開きと閉じを使い分ける
シングルクォート(’)とかダブルクォート(”)はちゃんと開きと閉じを使い分けるらしい。‘こう‘とか“こう”といった具合。そんでもって、こっちは逆に半角はダメみたい(半角には開きも閉じも無いからね)。
「英数字は半角で」ってのは割りと意識できるルールだけど、このルールは知ってても守れるようになるには時間かかるだろうな(少なくとも本業の方のドキュメント書きでは適用する気ないし)。
約物は正しく使おう
句読点はさておき、かぎ括弧(「」)は強調、二重かぎ括弧(『』)は引用した書籍のタイトル、と使いわけましたよと。強調にかぎ括弧つかうのは[twitter:@dentomo]さんのクセだったかもしんない。でもボールドって思ったほど目立たないから、強調にかぎ括弧使うのは良いなと思った。これは本業でも使いたい。:-)
あと、自分は話の転換すんのがヘタなので、3点リーダやダーシでごまかすのだけれど、3点リーダは「...」ではなく「…」、ダーシも「−−−」ではなく「――」が正しいみたい。
#ホントは、こうゆう怪しげ(?)なものは使わないほうが良いんだろうけどさ...。
かっこと句読点の位置
センテンスの後に付く括弧書きは、その補足的な意味合いが強いので、センテンスの句点の前に書くよ。
〜なのです(だけど〜だよね)。 ... ○ 〜なのです。(だけど〜だよね) ... ×
これは元からのクセだけど、特にダメとも言われなかったのであながち間違いじゃないんだと思う。同じ理由で脚注番号も句点の前に置いた。
〜なのです[1]。 ... ○ 〜なのです。[1] ... ×
どれも些末な内容だけど、こうゆうルールを知るのは面白いよね。あと原稿がルールに従ってれば編集側の作業も減ると思うので、あらかじめ知っておくと良いんだと思う(ちょっと自信無い)。
文書のゆらぎやら、その他もろもろは今回もこちらのお世話になりました。
- 作者: テクニカルコミュニケーション研究会
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 1995/01/21
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 68回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
書き終わってから読み返して「あちゃー」とか思ったのはナイショ。:-)