01日目 ひとりIntelliJ IDEA Advent Calendarはじめました

IntelliJ IDEAとはチェコのJetBrains社が開発している統合開発環境IDE)です。元々はJava専用のIDEでしたが、いつの頃からか多言語対応のIDEとなりました。結構歴史のあるIDEで、最初のリリースは2001年になります。サポートしている言語は非常に多く、ざっと挙げると、Java, Groovy, JavaScript, HTML, CSS, ActionScript, MXML, AIR, PHP, Python, Ruby, Scala, Kotlin などがあります(言語じゃ無いけど、Androidも)。


読みは「インテリジェイ・アイデア」。有償*1かつ英語版しかありませんが、海外ではわりと古くから人気があり、日本でも一部熱狂的なファンwを持ちます。Scalaの流行とScalaプラグイン*2のおかげで、最近では国内でも利用者が増えてきてる感じがします。


IDEと言えば、無償のeclipseNetBeansが有名で、それなりに便利なので「わざわざ有償のIDEを利用するのか?」訳が分からないよ、と思う方も多いかと思います。正直わたしもわかりません。:-)


「使いやすい」「高機能」といったありきたりな事は、今さら大した差別化要素では無く、好みの問題ってのが大きいかと思います。まあ、気に入ったもの勝ちですかね。「これはいいけど、あれはダメ」と理想の環境を探し求める人たちが居ますが、いち早く理想の環境に出会えた自分はしあわせなのだなと*3


ひとつ、IntelliJ IDEAのよい点をあげるとすると「大抵の事はカネで解決できる」事だと思ってます。汚い大人の意見ですいません。:-P
あとJetBrainsが標榜してる「Develop with pleasure!」に共感できるとIntelliJの良さが分かるかと思います。


ps.
基本的に「IntelliJ IDEA」と表記しているのは「IntelliJ IDEA Ultimate Edtion」を指します。この一連のネタは11月に書きためたものなので、IntelliJの対応バージョンもIDEA11です。それと、主にWindows版とMac版の話をします(Linux版は使ったこと無いので...。

*1:機能を絞った無償のCommunity Edition があります。

*2:ScalaプラグインはCommunity Edition でも利用可能。

*3:これはIntelliJ IDEAに限った話ではありませんが...。