09日目 IDEの設定(概要編)
IntelliJの設定方法はだいたいこんなのがあります。
起動オプション
要するにIntelliJを立ち上げるJVMのオプション設定のことです。昔、こんなの書きました。今でも参考になると思います(Mac版がちょっとややこしい。
→ 初めてIntelliJに触れる人へ − 設定ファイルまわりの話
Mac版だとInfo.plistがあるので、ちょっとだけ設定できる項目が増えてます。その代わり、plistの編集のためにXcodeが必要になりますけどね(IDEA12からMacの"apple.laf.useScreenMenuBar"は効かなくなりました。
→ OSXとSwing(Aqua L&F)って相性良くないよね
IDEやプロジェクト固有の設定
File->Settingで設定する内容です(Mac版の場合、IntelliJ IDEA->Preferenceになりますが、面倒なのでSettingsで統一してます)。設定項目が「Project Settings」と「IDE Settings」に分かれており、前者がプロジェクト固有の設定になります。
ちなみに、プロジェクトを開いてない状態でSettingsを開くと「Project Settings」は、プロジェクトのデフォルト設定という意味になります(IDEA12だとQuick Start->ConfigureにTemplate Projectって出来ましたね。
プロジェクト構造の設定
File->Project Structureで設定する内容です。設定項目が少なかった古いIntelliJの頃はSettingsと分かれてる意味もあったのですが、今となっては何を基準に分けてるのか、ちょっとわかりません。
こちらも、プロジェクトを開いてない状態で設定すると、プロジェクトのデフォルト設定という意味になります。
プロジェクト構造の設定については、昔書いたこれが参考になると思います(Scalaを想定して書いてますが、Javaに置き換えるのも簡単でしょう。
→ 初めてIntelliJに触れる人へ − プロジェクトの設定とかテスト実行の話
各種実行方式の設定
Run->Edit Configurationsで設定します。IntelliJから実行可能な実行方式(Tomcatを起動するとかJUnitを実行するとか)を設定します。どのような実行方式があるかは、プラグインの組み合わせにより変わります。
こちらも基本的にはプロジェクト固有の設定なのですが、Defaultsカテゴリの各項目を設定すると、それぞれのデフォルト設定となります。
隠しオプション
IntelliJにRegistryなんて隠し設定があって、ここでもあれこれナイショの設定ができるという話です。
→ IntelliJの隠しオプション一覧