17日目 IntelliJで期待しちゃイケないこと

日本語化ですかね。一応,過去に日本語版が出た歴史もあるので国際化する仕組みは持ってますが,実際の所,幻の日本語版のほかは英語版しか見たこと無いです。なんで,まあ,公式で日本語化されることはよほどのことが無い限りあり得ないと思います。ただ、中途半端な日本語サイトはまだ残っています。
JetBrains - IDE and .NET Tools for Java, PHP, JavaScript, Python: XLsoft


ちょっと裏技っぽいやり方ですが,eclipsePleiadesIntelliJに組み込んで日本語化する方法があります。IntelliJ用の辞書が揃えば,それなりに実用になるかも知れません。その代わり、eclipse Pleiades同様、遅くなるとは思いますが...。
IDEA に Pleiades 日本語化プラグインを挿してみた - cypher256's blog
PleiadesでIntelliJ IDEA を日本語化してみよう | [フリュー公式] Tech Blog


正攻法で日本語化する場合は、IntelliJのリソースファイル($IDEA_HOME/lib/resources_jp.jar*1)を準備するのですが、途方も無い作業なのではっきり言ってオススメしません。一応、今でもIDEA5.1には当時の日本語リソースが付属してます。
IDEA日本語版でALT+1を復活させる方法


ちなみに,自分の英語力はかなりお粗末な方で,しゃべれない書けないは当たり前として,多少読めると言っても特定の単語くらいで,あとは念力まかせな適当さなんですが,特に不自由なく使えてます。むしろ英語のUIに慣れたので,日本語になったほうが違和感があるというか...設定項目とかも英語で覚えているので,逆に使えなくなりそうな予感がします。:-)


ごくたまにインスペクション項目の説明文が日本語だったらなぁと思わなくも無いですが,あの手のは日本語になっても難解だと思うので,それほど本気で思ってないですw なのでIntelliJに限らずJetBrains系のIDEは,英語版だけだと割り切って使い始めちゃうのが踏ん切りついて良いかと思います。


今や日本語版に未練はありませんが,なまじ日本語化した場合,"Find Action"や設定画面の検索窓には何を入力するのか考えちゃいますね。そこはやっぱり英語なんですかね?(面倒なので試してない)


ps.
ちなみに,JavaコンパイルのエラーメッセージはJDK(javac)が出力しているので英語ではありません。

*1:当然ながら、そんなファイルはありません。resource.jarをコピって作りましょう。

おまけ:XPathの表示と検索

XML大好きな古いオレオレフレームワーク使ったプロジェクトのお守りをしてたときにつぶやいたらイケメンさんが食いついた。



どうもご存じなさげだったので、ちょっくら紹介。XMLを編集しているエディタのコンテキストメニューに出てくるけど、スクリーンショット撮るのが面倒だったので、Find Actionで検索。


できることは3つ。カーソル位置のXPathを表示(Show unique XPath)、XPathで検索(Find by XPath)、XPathの評価(Evaluate XPath)。"Show unique XPath"を実行すると、こんな感じにXPathがポップアップ表示される。


ポップアップした吹き出しの右端にある書類アイコンをクリックすると、そのXPathクリップボードにコピーされる。一見分かりづらいし、マウスを必ず使うのがちょっとイマイチ。


"Find by XPath"と"Evaluate XPath"は似たり寄ったりな機能で、こんな感じにXPathを入力して該当箇所を見つけ出す。XPathはそんな詳しくないのだけど、"Advanced"ボタンを押すと、もっと高度なXPath式を入力できるみたい。


あと、このEvaluate XPath Expressionダイアログ、なんでか手元のIDEA12(on Mac OS X)では真っ白で使えなかった(バグかしらん?


IntelliJXML支援機能もなかなか変態染じみてるので、他にもあれこれ試してみるとよいよ。あとどーでもいいけど、2ストロークコマンドは最初のキーを押すと、ステータスバーにさりげなくこんなの表示されてる。...まあ、なんつーか気がつかないよぅ。(´・ω・`)