メインフレーム実践ハンドブック
本屋寄ったらこんな本出てた。ページ数も500強とそこそこ分厚いが,それ以上に値段が高くてビックリする(9,240円)。だがしかしだよ,この本が扱っているのはz/OSだ。z/OSっつったらz/OS。まさかメインフレームを取り扱った市販本をお目にかかれる日が来るとは思わなかった。スゲー時代になったもんだ。
メインフレームのアーキテクチャに触れているので書いてある内容はややハードウェア/OS寄り。とは言え,Windowsなどのオープンシステムと対比して書いてあるので,チンプンカンプンってことはない。むしろ温故知新でスゴイ面白い。
なによりびっくりしたのは,z/OSのエミュレータが付いてるってこと。正確にはHerculesっつうSystem/390のエミュレータの上に,PDS(Public Domain Software)のMVSを載っけて,3270で繋げるらしい。
ちょ,おまっ,バカじゃねーのっていうくらい身近にメインフレーム環境を構築できるのね。まったくもってスゴイ世の中になったものだ。
職業柄,メインフレームは知ってて損は無いので,なんかのどさくさに紛れて会社の経費で買う(自腹切るには値段がアレ過ぎる)。立場的にはOS2200を知るべきなんだろうけど,そんな事は忘れておく。:-P
→趣旨 » 「メインフレーム・コンピューター」で遊ぼう
メインフレーム実践ハンドブック z/OS(MVS),MSP,VOS3のしくみと使い方
- 作者: 神居俊哉,高尾司
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2009/03/31
- メディア: 単行本
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