テキストエディタ自分史

もう,おっさんだし,こうゆうネタで自分語りしてもいいよね。と記憶を辿ってみたよ。:-P

会社入る前:MicroEmacs (x68k)

そうだよ。あたしゃ,元はEmacsの人だったんだ。この頃バイトに行ったソフトハウスでvi使わされて「何この変態エディタ」って毒づいてたなぁ。あとVzの瞬間起動がうらやましくてRAMディスクにMicroEmacs突っ込んで負けてないフリとかしてた。:-)

入社してから2年くらい:vi (SunOS)

仕事で最初に使ったのがSS10(SunOS)で,会社の先輩のポリシーでGNU入れさせてくれなかったのが人生の分かれ道。実際,viの魔道に堕ちるのに半年かからなかった。以来,指がviを忘れてくれない...。
この時,mule使わせてくれたら別の人生もあっただろうにと,たまに思う。

3年目から5年目くらい:秀丸エディタ (Windows3.1〜Windows95)

仕事がSunOSからWindowsにシフトしてきたのと,当時Windowsには秀丸くらいしかまともなエディタがなかったからってのが使ってた理由だと思う(好きで使ってたワケじゃない)。言っとくが,こん時ちゃんとレジストしてんだよ。> 秀丸
この頃は案件ごとに開発環境がころころ変わったので,ずーっと秀丸使ってたって記憶は無いな。
そうそう,Elvisとか試してみたけどダメダメだった記憶がある。

6年目から数年間:ViVi (WindowsNT)

ViViは出たての頃にすぐ飛びついた記憶がある。なんせviモード搭載なーんて謳い文句に飛びつかない訳が無い。これもちゃんとレジストしたよ。
結構気に入って,しばらくViViに定住してたんだけど,バージョンが上がるにつれ「なんか違う感」も出て来て,結局捨てちゃった。
あー,あとJavaやり始めたのもこの頃。

2000年あたり:gVim6 (Windows2000)

なんかの拍子でKaoriYa版gVimを見つけて「これだ!」って思ったね。ステータスラインとかウィンドウ分割がEmacsみたいで,Emacs使いの人にパクり言われたけど,そんなの気にしない。:-)
速攻でViVi捨てて,vimコマンドを覚えましたよ。


gVim+plugin+ctags最強とか言って,会社で買ってもらったVisualCafeやJBuilderの封すら開けない厨っぷりをかましていたのもこの頃。...若かったぜ。
あとはIDEにシフトしていったんで,あたしのテキストエディタ探求の旅はgVimにたどり着いた所で終わりを告げる。実際,今でもgVim使っているし,乗り換える気もしない。

2001年あたり:Eclipse (WindowsXP)

IDEなんてうんこ」って考えを改めさせたのがEclipse. もうテキストエディタでコード書いてる場合じゃないって思わせるくらいEclipseは偉大だった。でも当時のNetBeans(Forte)はまだうんこだった。:-P
この辺りからテキストエディタよりIDEの使用頻度が多くなってきて,gVimを主体に使う機会が減ってきた。


gVimからEclipseにシフトしたと言っても,viプラグインをめざとく見つけて来たりしているので,すでにモードレスエディタには戻れない体になっていたんだよ。:-)

2003年あたりから現在:IntelliJ IDEA (Windows XP)

なんでかEclipseには満足できず,はんばあぐさんid:neverbirdさんが絶賛していたIntelliJに手を出す。んで,これが見事にツボにはまりまくり,他のIDEには目もくれず今に至る。
IntelliJにハマった理由はIntelliJそのもののデキの良さもあるけど,IdeaVIMの存在も多大にある。だってもうモードレスエディタの(略...


こうして振り返ってみるとgVimIntelliJは結構長い付き合いになっているのだなとしみじみ思う。その間,JetBrainsに支払ったフィーがいくらくらいなのか考えると怖くなるけど,後悔はしていない。:-D