次の理由でGrailsはオススメしない

一通りGrailsを使ってみて,ほぼ確信に近い手応えを感じたので,一応書いとく。まったくもって余計なお世話様なのは百も承知。


Grails使っちゃダメ,ゼッタイ


って,主にJavaEclipse使った開発に慣れているチーム向けの話ね。:-)
その理由はこんなの。


ホットデプロイだけだったら,Eclipse+Dolteng+Seasarで十分サクサク開発できるので,それだけじゃGrailsを使う利点にはならんよね。あえてGrailsの利点を挙げるとすれば,プラグインかな(最近では,Grailsのウリはこいつだと思ってる)。
仮にEclipseに興味のない(Javaの素養がない)LL使いの人だったら,Groovyの根っ子に流れるJavaの制約に拒絶反応起こすと思う。あれはLLの皮を被ったJavaだかんね。


そう思うとGrailsって誰向きなんだろうって思うワケ。って,あれ?そんな話,前も言ったな


当然,上記の項目なんぞ屁でもねぇって人たちには当てはまらないのでご安心(?)を。あたし自身「Grailsダメ,ゼッタイ」って人には言うけど,自分は好きよ,Grails。やりたいことすぐ出来るし,なにせIntelliJ使ってるし。:-D


もし,あなたがJava屋で,社内SEとか開発プロジェクトの下回り役で,誰も頼れず,それでも気楽に「こんなのちょちょって作って〜」と頼まれるようだったら,Grailsは超オススメ。ホントにちょちょって作れる。
#いや,そんなことする前に「ふざけんな,このクサレ○○!!」とぶち切れるのが先だよね。:-P


ps.
マジメな話。IDEのパワーをフル活用できるJavaの生産性ってバカにできないものがあるのよね。IntelliJだってGroovy/GrailsよりJavaでこそ威力を発揮する機能いっぱいあるし。ちょっともったいない感は否めんよな。:-(