どっこい生きてるJackpot

一時話題になってそのまま所在不明になったJackpotですが、NetBeans7.1でひっそりと復活を果たしたみたいです。


リファクタリングメニューにひっそりある"Inspect and Transform"(日本語版だと「検査と変換」だったかな)。IntelliJのInspectionとか、OSSFindBugsCheckstyle的なコード検査&変換機能なんですが、NetBeansはなんと「カスタムインスペクション」をユーザで定義することができます。
IntelliJでカスタムインスペクション作る場合、プラグインとして作るしかないので、この点については、NetBeansのほうが進んでる。:-)


んで、どうやら、このカスタムインスペクションの定義にJackpotが使われているようです。ルールファイルの書き方やらサンプルやらは以下のリンクを参照してね。


ドキュメントやサンプルが豊富じゃないのでイマイチ出来る事が把握しきれてないけれど、今までならIntelliJ IDEA UltimateのStructural Search & Replaceじゃないと出来なかったことがNetBeansでも出来るようになったのは喜ばしいことですわ。


先のJackpot3のサイトをみるとNetBeansのInspectionをコマンドから実行するためのランチャーもあるようだし、なかなか楽しそうなことができそう。リファクタリングだけじゃ出来なさそうなマイグレーション作業も自動化できそうな予感!


ps.
NetBeansって、しれっとこうゆうの付けてくるからあなどれんわー。