Android Studio本を書きましたの補足

ちまたでは「IntelliJ IDEA本格活用バイブル」とか言われていますが、ホントウです。主体はAndroid Studioです。その証拠(?)と言うか、もっとも特徴的なのが「第4章 プロジェクト」ですね。

個人的には、GoogleさんがEclipse ADTを捨ててまで、Android Studioに移りたかったのは、Android Gradleプラグインを使いたかったからだと思っていて。Android Studioは飾りで、このAndroid Gradleプラグインがド本命なんじゃないかと思ってます。

たしかに、Android Studioの大半の機能はIntelliJ IDEAそのものなんですが、プロジェクトの管理方法とビルドプロセスはIntelliJのそれとは異なります。困ったことにGradleでも無いんです。Android Gradleプラグインなんですね。このプラグイン、たぶん第一線でAndroidアプリ開発やってる人たちにとっては便利な機能が満載なんだと思うんですが、それ以外の人らには手に余るというか難解なんでね?と思うんですよね(その辺、どうなんでしょ?

...おっと話が逸れましたが、Android Studioのプロジェクト管理は独特なので、4章を書くのは骨が折れました。さすがに、Gradleから説明できないので、そっちはどうにかして覚えてきて欲しいッってのが本音。
#ちょうど良い本がありますぜ、ダンナ。

Gradle徹底入門 次世代ビルドツールによる自動化基盤の構築

Gradle徹底入門 次世代ビルドツールによる自動化基盤の構築


ちなみに、IntelliJのプロジェクト管理もこれまた独特なので、Android Studioが分かったからといってIntelliJのプロジェクトもわかるかというと「どうだろう?」と思うわけであります。噂に聞くと、WebStromやCLionなどの他のIntelliJ platformでも、Project Structureが無いものもがあるらしいので、その辺もきっとフォローできないと思うんですよね。

別の言い方をすれば、この辺を調べれば他のIntelliJ platformでどこまで通用するか評価できるし、フォローのやり方もわかるとも言う...。(´・ω・`)


ps.
そんでも、メインウィンドウやツールウィンドウの使い方やエディタの基本操作、VCS連携、管理ディレクトリの構造なんかはIntelliJ platform共通なんで、どれでも通用するでしょうね。